ノイローゼになった時の対処方と予防策🤗

育児ノイローゼとは?

 

 

ノイローゼとは日本語に訳すと「神経症」と言います。

 

うつ病をはじめとした精神疾患は、この20年間でとても身近な存在になりました。

 

ノイローゼは正式な診断名ではなく、精神的な不調に一般的に用いられやすい言葉です。

 

イライラや不眠、悲観的になるなど精神的な症状がみられるのが特徴です。

 

 

育児ノイローゼは、そのような精神的な不調、不安定さが育児ストレスで起こるものを言います。

 

 

育児に疲れるということは、誰にでも起こりうる状態です。

 

しかし、それがノイローゼという精神的な不調につながるのはなぜでしょうか。理由は以下のような状態にあります。

 


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①育児を分担できる人がいない

育児を分担するパートナーがおらず、ひとりで子どもと向き合わなければならない親はいつの時代もたくさんいます。

 

育児負担がのしかかりやすく、精神的に追い詰められやすい状況といえます。

 


②パートナーの理解や協力が得られない

パートナーがいても、育児について意見が一致するとは限りません。

 

自分が休息をとりたいときでも、なかなかパートナーが協力してくれず、苦労する方が多いかと思われます。

 


③完璧主義な性格

親と子どもはそれぞれ別の人間です。

 

自分自身のことは完璧にできても、子育てはうまくいかないことの連続ということもあります。

 

完璧主義な性格によって、うまくいかない部分に折り合いをつけることが難しく、精神的に負担となってしまうこともあるでしょう。

 


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④赤ちゃんとふたりきりにならざるを得ない

大人のように言葉でコミュニケーションをとれるわけではないので、赤ちゃんとふたりきりで過ごすのはとても神経を使います。

 

「今日はなかなか寝てくれなかった」「昼間、笑ってくれた」という些細な話でも、誰かと共有できることは大きなストレス解消になります。

 

話し相手がいなくなってしまうと、親のほうはつらくなってしまうものなのです。

 

 

育児ノイローゼかなと思った時の対処方として、

自分自身の不調やストレスに気づくことができたら、助けを求められる場所を探しましょう。


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一番身近なパートナーに相談できることが理想的ですが、公的なところでは保健センターを利用してもいいと思います。

 

日本全国どこでも、地域の保健センターは2歳までの子どもについての相談に乗れるようになっています。

 

定期健診でもお世話になると思うので、親である自分自身の不調についてもぜひ相談してみてください。

 

育児ノイローゼにならない為にできることは

育児ノイローゼを予防するには、育児中に孤独にならないことがとても大切です。


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自分だけで子どものすべてを背負わなければならないと責任を感じすぎたり、子どもと家に閉じこもることで視野が狭まったりしてしまうとどうしても悲観的になってしまいます。

 

親同士の人間関係に疲れてしまう方もいるので、必ずしも他のママ・パパと交流する必要はありませんが、子どもとふたりきりでない時間を作ることが必要です。

 

パートナーや自分の親、地域の保健師さんなど育児について話せる相手を作れるとよいですね。ほどよく息抜きの時間を作れるとベストです。

 

 

育児は長期戦です。

 

子どもだけでなく自分にも優しくならないと辛くなってしまいます。

 

息抜きはさぼっているわけではなく、相談は恥ずかしいことではありません。

 

育児の辛さも楽しさも、共有できる相手をみつけながら過ごしていきましょう。